「民生委員・児童委員の相談支援活動に期待される役割」 国際医療福祉大学 小林雅彦教授
令和7年度市原市民生委員児童員協議会全体研修会
2025年9月24日(水)市原市市民会館小ホール
全体研修お疲れ様でした。
秋らしい日和の午後、居眠りしそうではありましたが、小林教授の冒頭の釘ぎ?で笑いを誘われ、終了まで無事意識を失わず傾聴することができました。
「眠ってもいいから、イビキをかかないで!周りに迷惑だから。。。気がついたら、隣の人が起こすように!・・・・僕の話に集中してほしいから・・・」
多分、寝た人はいなかったのではないでしょうか?二年ぶりの「小林節」を堪能いたしました。わかりやすいお話、頷けるポイント、今回もたくさん腑に落ちました。二年経って多少は民生委員の経験を積んでも小林教授の話になるほどとなるのは修行が足りないのでしょうか?それとも少しは成長した証でしょうか?いずれにせよ!良い時間を皆さんと過ごせたと思います。
いろいろ腑に落ちた点はあったと思いますが、、、
研修資料の先生がまとめられてP27を抜粋いたします。
あらためて民生委員が行う相談・支援活動で大切なことを整理すると・・・
1.民生委員が地域住民に知られていることで情報が入ってくる
2.異変時や緊急時の対応ルールをあらかじめ決めておき、それに沿って動く。ルールは民生委員だけでなく、関係者とも共有することが大事。
3.活用する資源を公的サービスや低料金のサービス等に限定せず、有料サービス(市場サービス)も視野に入れておいて良い。
4.最初から先入観を持ったり、決めつけて対応しない。
5.視力や聴力などが低下している人とのコミュニケーション方法を学んでおく。
6.相手の変化に気づくために「観察力」を磨く。
7.「丁寧に話を聴くこと自体も支援である」と考えて対応する。
8.民生委員としてどこまで対応するか迷ったら民児協で確認する(原則を決めておく)。
9.公的機関から依頼を受けた場合、その内容をできるだけはっきりさせておく。
第二部講演
小林雅彦教授 20250924
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